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売却するために重要な「内覧」…事前の準備と当日のポイント

不動産会社が宣伝活動を始めると、「家を見たい」という人が内覧に訪れるようになります。内覧希望の人は購入に対しての本気度はかなり高めなので、来た人が「買いたい」と思ってくれるような準備が必要です。

内覧は売るためには欠かせない重要なもの

これから自分が住むための家の購入は、写真を見ただけで買おうという人はまずいないでしょう。そこで内覧に来てもらうためには、「見てみたいな」と思わせるような工夫も必要になります。売却するときの広告となる物件資料の内容を魅力的にすることが重要です。

分かりやすい図面

家を買う人にとって間取りはとても重要なポイントです。何部屋あるか、どのくらいの大きさか、どんな配置なのかを明確にした分かりやすい間取り図面をつけてもらいましょう。

写真をたくさん載せてもらう

たくさんの写真が載っていると、家の雰囲気が伝わります。例えば、リビングとキッチンの写真しかない…となれば、家のイメージはわきませんよね。でも、それ以外にも浴室、トイレ、寝室、子供部屋、玄関など、写真の枚数が多いとイメージしやすくなります。綺麗な写真を撮ってもらうようにしましょう。

惹きつける文章も付け加える

間取り図面とたくさんの写真だけでもおおよそのイメージは伝わりますが、文章で何らかのアピールができるといいですね。住んでいる人だからこそ知っている魅力点を一言付け加えてもらうようにするといいですね。

内覧の前に掃除やリフォームなどしておくべき?

内覧では第一印象がとても大事。購入検討者は中古住宅ということを分かってやってきますが、だからと言ってこれから自分が住むかもしれない家が汚れまくっている状態だとゲンナリした気分になります。「印象が良ければ買いたい」とワクワクした気分で内覧にやってきているのに、汚れた部屋を見ると購入意欲は一気になくなってしまう可能性もあります。そこで、嫌な気分にさせないための掃除や整理整頓をしておくことが大事です。

重点的に掃除をしておきたいところ

ドアを開けたときに目に入る玄関はすっきり整頓しておきましょう。砂ほこりなども掃除しておくといいですね。

また、内覧で特によく見られる箇所がキッチン、浴室、トイレなどの水回りです。特に女性の方はじっくり観察することも多いです。水垢やカビなどが目立つと不潔な印象を抱かれてしまうので要注意です。ただ、長年の掃除のさぼりから、掃除してもなかなか綺麗にならないこともあるでしょう。もし、頑固な汚れが目立つなら、ハウスクリーニングで綺麗にしてもらう方法もいいかもしれません。「水回りの部分だけ」という感じでプロの手を借りてみてもいいでしょう。

家族のコミュニケーションの場となる「リビング」は、念入りに掃除と整理整頓をするのがおすすめです。物が散らかっていると部屋が狭く見えるのでマイナスポイントにもなります。

大規模なリフォームはしない方がいい!?

売却のためにリフォームをするべきかで悩む方もいるかもしれません。しかし、基本的には「売却のためにリフォームする」というのはおすすめしません。

最近ではリノベーションという言葉もよく耳にするようになりましたね。このリノベーションは、実際に住む人が「こんな風に住みたいな」など、好みを取り入れて快適な住まいに改修していくものです。そのため、売主が勝手にリノベーションした物件は、買主にとっては「好みでない」ということが多いです。リノベーション目的で中古住宅を購入したいと考えている人にはリノベ済の物件は購入候補から外されてしまいます。

ただ、部分的なリフォームは必要に応じてやっておきましょう。特に「壁紙が剥がれている」「黒カビで不潔」など、見た目の悪印象にも繋がるような傷みは直しておいた方が無難です

内覧当日には?

タバコやペットの臭いがこもっていることも多いので、当日は、窓を開けて換気をしておきましょう。また、部屋の電気もつけておき、家全体が明るい印象になるようにしてみてくださいね。

住みながらの売却の場合、基本的に売主が立ち会いながら内覧が行われます。内覧のときには落ち着きながら見て回りたいと思うもの。子供達やペットが部屋のなかを動き回っていることが原因で、内覧者にとっては「ゆっくり見られなかったね」という感想を抱かせてしまうこともあります。また、男性が在宅しているより女性の方が安心するようです。旦那様に子供やペットと一緒に出掛けてもらうようにするといいかもしれませんね。

内覧の方を迎えるときには、清潔感のある服装で柔らかい表情で迎えるようにすれば、印象もよくなることでしょう。質問されたら「ここに住めばこんな良いことがある」という点をアピールしてもいいかもしれません。不動産会社の担当者のセールストークと違って、居住していた側の意見として話すと説得力があっていいでしょう。

まとめ
内覧は家が売れるかどうかの大事なアピールタイムでもあるので、事前準備をしっかりして内覧の方を迎えましょう。掃除や整理整頓など事前の準備は手間もかかりますが、それによって早めに買主が見つかれば嬉しいものですよね。
また、当日は内覧の方の気持ちに配慮して、ゆっくり見てもらえるようにしましょう。売却活動を始めたら、内覧の人がいつ来てもいいように、日ごろから掃除を丁寧に、そして清潔さをキープしておく心がけが大事です。