不動産物件の流通情報は大手でも中小でも差が無くなりつつあります。
レインズの登場によって不動産の物件情報は、会社の大小にかかわらず会員である不動産会社は自由に情報を検索できるようになりました。このレインズには非常に多くの物件情報が登録されます。なぜなら、専任媒介契約によって不動産の売却依頼を受けた場合は、レインズに登録することが義務付けられているためです。そのためレインズには全国の物件情報が網羅的に登録されることになります。レインズの詳細はこちら > 「レインズ」ってどんな仕組み・・
もし、あなたが家を売ろうと思い、ある不動産屋さんと専任媒介契約を結んだとします。依頼先が有名な大手不動産会社でも、地元の小さな不動産会社でも、契約後数日のうちのレインズに売却情報として登録されます。レインズは会員の不動産業者であれば自由にその情報を見ることができる訳です。つまり数日のうちに全国の不動産会社にあなたの物件情報が開示されることになります。あなたの物件に関心を持った不動産会社は買主を探す営業活動をすることができるようになるのです。
売却の仲介は、売主であるあなたの立場を尊重してくれる業者を・・
家の売却が成約するには次のようなケースがあります。
1.売主も買主も同じ不動産業者が仲介をする場合
2.売主と買主で別の不動産業者が仲介をする場合
一般的な仲介手数料は、売主から約3%、買主から約3%です。不動産業者はできれば両方を自社で仲介したいと考えるでしょう。だたし、そのことに執着しすぎる業者は要注意です。やはり売却の仲介を受けた業者は一番に売主の立場を尊重してくれる業者でなくては困ります。売主にとって最も良い条件で買ってくれる買主を探すのが仕事です。
販売のためにどんな営業活動をしてくれるのか・・
レインズに登録したらすぐに物件が売れる訳ではありません。地域でチラシを撒いたり、インターネットの不動産情報サイトに掲載したり、いろいろな手を尽くしてやっと購入希望者が現れることのほうが普通です。販売のためにどんな営業活動をしてくれるのかをしっかり説明してくれる業者を選ぶべきです。
会社の規模より、営業マンの人を見ること・・
大手か中小かは、まったく問題ではありません。大手でもやり手のベテラン営業マンが担当してくれるならいいでしょうが、経験の少ない新人営業マンだとちょっと心配です。逆に小さい業者なら社長さん自らが営業担当をしているケースも普通です。経験も豊富で話も早い、あなたの立場を尊重し臨機応変に対応してくれるかもしれません。
結局のところ、担当者の人となりを見て、信頼できそうな業者を選ぶしかないのです。