家を売るなら知っておきたい取引の流れや失敗しない不動産業者の選び方

「家族が増えたから広い家に引っ越そう」
「転勤で遠くに引っ越すことになった」
「離婚のため家を売りたい」
「実家に戻ることになった」

家の売却を考えるきっかけは、人によってさまざまな理由があるでしょう。でもほとんどの人は家を売るのは初心者同然で、

「どうやって売ったらいいの?」

「何をしたらいいの?」

と分からないことばかりかもしれません。
基本的なことは不動産会社がアドバイスをしてくれるものですが、何も知らないまま家の売却を依頼するのでは、失敗にもなりかねません。

そこで、家を売る前に「これだけは知っておきたい」という事前情報についてご紹介したいと思います。

家を売却するタイミングは計画的に考える

家を売り出せばすぐに売れるだろうと楽観的に考えている人も少なくありません。
でも、実際にはなかなか売れずに「売れないのが悩み」になっている売主さんも多くいるのが現状です。
当然ですが、家を売り出しても「買う人」がいなければ売却が成立しません。

家の購入は、「予算内で購入したい」「快適な間取り」「立地環境が良い」「築年数が浅い方がいい」など条件を並べ、慎重に考える人が多いのです。

そのため、好条件の物件は3か月くらいで順調に売れますが、不人気の家は買い手が見つからないまま1年という時が過ぎるケースもあります。
一般的には3か月から半年くらいで売却できると言われていますが、売ってみなければ分からないのが正直なところでしょう。

「半年以内には売りたい」「すぐにでも売りたい」と売りたいタイムリミットがあるなら、早めに行動を起こすことが大切です。
なかなか売れずに時間がどんどん過ぎることもあるので、余裕を持って売却活動をスタートするようにしましょう。

売却する不動産の相場を知る

家の売却は不動産会社に依頼するのが一般的です。でも、事前にリサーチしておきたいのが「価格相場」です。

家という不動産は、立地環境、築年数、面積、間取り、内装、設備機器などすべてが一軒一軒異なっています。それらを総合的に判断して「このくらいで売れるだろう」という売り出し価格が決められていきます。「価格のことは分からないから不動産会社に任せておけばいい」と軽く考えるかもしれませんが、相場を知らないまま売り出せば業者側の都合のいいように売却が進められてしまう可能性もあります。

そこで、不動産会社に査定依頼をする前に、自分の家の相場を自分でリサーチしてみましょう。インターネットで簡単に不動産情報を見ることができるので調べてみてください。自分の家の近隣の築年数や間取りなどが似ている条件の物件を何軒かピックアップしてみます。ただ、あくまでも「参考価格」として考えることが大事です。

調べ方も簡単です。
グーグルで「〇〇市 中古戸建住宅」と入力して検索してみましょう。中古戸建住宅の情報がズラリと出てきます。
たとえば、東京都の三鷹市の場合なら次のようなホームページをみてみましょう。

【SUUMO】三鷹市の中古住宅・一戸建て…
三鷹市の中古一戸建て…【LIFULL HOME'S】

戸建住宅の場合はマンションと比べて物件の個別性が強いので単純に立地や広さだけで価格を査定することはできません。
一般的には土地と建物を分けて査定します。その場合も、土地は周辺環境や形状に大きく影響を受けますし、建物は築年数や建材のグレード、リフォーム状況などで評価が大きく変わります。
ネットで調べる目的はおおよその相場観を掴むことなので、ここはササッと調べて、あとは実際に無料査定を受けてみることが大切です。

不動産会社に査定依頼をする

何となくの相場観を掴んだところで、実際に不動産会社に査定依頼をしてみましょう。ひとくちに査定と言いますが、不動産の査定には「机上査定」「訪問査定」という2種類の査定方法があります。

簡単に行える「机上査定」

机上査定とは、簡易査定とも言われる簡単な査定方法です。物件所在地、土地面積、床面積、築年数、間取りなど売却しようとする不動産の情報のみで価格を算出します。

この査定額は、過去に実際に取引が行われた膨大なデータから似た物件の取引価格をもとに算出します。

まず最初にだいたいの価格相場を知りたいという場合に行う査定方法です。

現地調査をして詳しく算出される「訪問査定」

基本的な物件の情報以外で、実際に現地の状況を査定額に反映させるのが訪問査定です。

どんな道路に接している土地か、駅やバス停までの距離はどのくらいか、方角はどちらを向いているかなど、それらは価格を左右します。

「家の前が大きな通りで交通の便がいい」「リビングの日当たりが良い」など条件がいいとプラスポイントになりますが、「道幅が狭い」「日当たりが悪く暗い」などではマイナスポイントと捉えられ査定額に響きます。

また、建物の劣化の程度も確認されます。同じ築年数であっても家のなかの状況は生活する人の住み方次第で劣化の状況が変わってきます。お手入れを怠りがちな家では築年数が新しいのに傷んでいる箇所が多かったりします。逆にお掃除好きな人がいるお宅は築年数が感じられない綺麗さをキープできていることもあるでしょう。

本格的に家の売却を進めるのであれば、必ず「訪問査定」を受けて、あなたの家の価格を査定してもらいます。

失敗しない業者選びのコツ

机上査定、訪問査定と査定方法がありますが、算出される査定額は不動産会社によって多少の違いが出てきます。特に訪問査定では人の目で判断する場面も多いので、査定価格に大きな差が出ることもあります。ですので、家の査定を依頼する際には複数の不動産会社に査定依頼をして比較することが大切です。3~4社から査定をしてもらうと、平均的な価格が見えてきます。

また、訪問査定のときには不動産会社の担当者の人柄などもチェックすることが大事になってきます。雰囲気が良い担当者なら、買い手との交渉もスムーズになるなど安心感があります。逆に、質問に対しての回答も無愛想など印象が悪い担当者の場合などは「この人から買いたくない」と購入希望者との交渉がなかなか進まないことさえあります。

特に注意したいのが、「査定金額が高い=高く売れる」ということではありません。査定金額が相場よりも高いと「高い物件だな」と思われ不人気になり、なかなか売れない状況が続き、最終的に値下げをして売却することになるというケースもあります。

不動産会社を選ぶときには、出された査定額だけで決めるのでは無く、査定の根拠の説明や担当者の人柄などをみて慎重に判断するようにしましょう。

■まとめ
このように不動産売却を失敗しないコツは、相場価格を事前に知っておくことや複数社から査定をしてもらうことです。また、査定額だけで不動産会社を選ばず、信頼できる人かどうかと担当者の人物像もしっかりチェックしてみてくださいね。

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